ホーム   »   事件  »  旧五菱会系ヤミ金事件 Part1
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当時世間の注目になった、ヤミ金の事件簿です。事件の内容はもとより、犯罪の収益を彼らはどのようにして隠し、また捜査当局はどのようにしてその手口を解明したのか?そちらの方が興味があり今回のテーマにしました。逮捕者が出てから約10年経っていて今では参考にならない所もありますが、いいテキストになる所もあります。オフショア口座やプライベートバンクも登場しますので、検証してみましょう。

事件の概要
2003年8月にヤミ金の帝王と呼ばれた梶山進が逮捕されました。容疑は出資法違反。梶山は多重債務者に対してDMや電話で融資を勧誘して法定利息以上の金利を要求して利益を得てきました。また複数の店舗を統括する「センター」を置いて各支店1,000店舗で情報を管理・共有し顧客の返済期限が近づくと、別の支店が新たな融資を持ちかけ、客の借金を一気に大きく膨らませていった、事件です。このヤミ金組織はピラミッド型になっており
         旧五菱会
           ↓
         梶山進
           ↓
         七人衆
           ↓
         グループ長(最大で27グループ)
           ↓
         センター(グループ内の顧客情報を収集)
           ↓
         店舗(店長、述べ1,000店舗)
           ↓
         従業員
           ↓
         顧客4万人以上
となっていた模様です。一連の違法収益のうち解っているだけで100億円もの資金が巧妙な手口で、香港・シンガポール・スイスに隠されていました。

事の発端は2002年に遡ります。ヤミ金融撲滅の為に内定を進めていた、警視庁と広島県警がこのグループの店舗を捜索した事から始まりました。翌11月には長崎県警が松崎敏和なる人物の自宅を家宅捜索します。この時点では松崎は事件の関係先としてガサに入っただけでしたが、部屋から割引金融債(割債)や割債の計算書、現金(円や米ドル)が出てきました。またその割債の額面は合計10億に達していたみたいです。もちろんこの時点では犯罪収益との確証が得られないので押収することはできず、写真だけを撮って帰ったということでした。
年が明けた2003年1月警視庁内に合同捜査本部が設置されました。もちろん生活安全部の生活経済課が担当し「ヤミ金融の犯罪収益が暴力団の資金源になっている」事を解明し起訴する為に設けられました。捜査官は組織のチャート表を作り空いている所を埋めていく作業を行い、捜査を進めた模様です。

後から分かったことですが、この時点では梶山やその下の七人衆は犯罪収益の具体的な海外隠匿は進めていませんでした。捜査の矛先が向かうであろう予想がついた2003年になってから資産隠匿の海外への移動スキームを使うようになった模様です。

次回Part2に続きます。
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